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其雲
雨宮其雲の作、獣鈕(獅鈕)。
獣鈕(獅鈕)、作者未詳。木邨鉄畊編『雲笈印範』第四輯(一九〇二)に印影を載せる。『泊園文庫印譜集』一八三頁参照。
辛亥之秋日作此印爲 香翁先生壽 尺天藤同
仿漢人急就章 痩藤居士同
丁丑冬日 刻
可亭信 時年七十九
56,57は組印、藤本煙津作。側款にいう「丁卯」は慶応三年(一八六七)だから、藤本の青年時代の作ということになる。
煙津節篆 丁卯春作於風滿樓
庚寅冬月 節拜篆
明治二十三年(一八九〇)藤本煙津の作、獣鈕(獅鈕)。
丁巳小春月 南岳老先生笑正 藤本節拜刀
大正六年(一九一七)藤本煙津の作、獣鈕(馬鈕)。
天禄永終
作者未詳。
作者未詳、獣鈕(獅鈕)。
戊午元旦爲 藤澤南岳先生鐫幷乞正 三谷後生
大正七年(一九一八)の作。
甲辰年菊月 新安太守之後 雨過琹書潤 風来翰墨香 子昂
作者の署名にある「子昂」とは元の書家・篆刻家として高名な趙孟頫(一二五四―一三二二)の字であるが、本印が趙孟頫のものであるかどうかはなお検討を要する。 いずれにしても、本印は韻致きわめて秀逸であり、当コレクションを代表する佳品といえる。
南岳先生清鑒 丙辰一月於金石居 笛州同如月之恆 如日之升 如南山之壽 不騫不崩如松柏之茂無不爾或承大正乙卯歳旦魯仝摹印 幷勒天保卒章于石上 香翁先生鑒正
河西笛洲作。「如月之恆」以下は『詩経』小雅・天保篇の句。河西(一八八三―一九四七)は名は由、また義弘。甲斐の人で号は笛吹川にちなむ。大阪に住んだ。本印は大正五年(一九一六)の作。印譜集に『酔翁亭記印譜』、『帰去来印譜』がある。
作者未詳。両面印。
壬子春季月爲南岳先生屬 香浦篆刀
両面印。明治四十五年(一九一二)、三浦香浦の作。
両面印。作者未詳。
雨宮其雲作、獣鈕。
庚寅夏四月仿蘇嘯民 爲南岳學長先生鑒藏石道人菅種作於神港之友鶴山房
連印、獣鈕(獅鈕)。明治二三年(一八九〇)、佐藤赤堂の作で、側款の文面は印章49-2とほぼ同じ。
作者未詳だが、木邨鉄畊編『雲笈印範』第四輯(一九〇二)に印影を載せる。『泊園文庫印譜集』一八三頁参照。
作者未詳。獣鈕(獅鈕)で、木邨鉄畊編『雲笈印範』第四輯(一九〇二)に印影を載せる。『泊園文庫印譜集』解説一八三頁参照。
生香
作者未詳。鈕(獅鈕)。
獣鈕(獅鈕)で、泊園文庫の貴重漢籍に落款された例がある。
作者未詳。獣鈕(獅鈕)。
三面印。明治三十六年(一九〇三)、南静山の作。