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曼生
竹堂田胤 曼生刻
獣鈕(獅鈕)。津田竹堂作か。津田は名は重胤、東京に住す。
古錢形 吉祥金以壽 中村孝三作 日利千金
獣鈕(獅鈕)。
作者未詳。宋・楊万里の詩「送抹利花与慶長」(抹利花を送りて慶長に与う)の句。
作者未詳。両面印。探酉洞人は南岳の別号。
古川銕畊作。明治二十二年(一八八九)の作。古川は名は元清、広島安芸の人。長崎に遊学し、ついで清に渡って篆刻を学んだ。帰国後大阪に寓居する。南岳友人。印譜集に『水僊書屋印艸』(一九〇四年)があり、南岳が序文を書いている。
己丑人日浪花客次銕畊元淸
丁巳冬日 節拜刀
藤本煙津作。大正六年(一九一七)。
煙津節篆
藤本煙津作。大正七年(一九一八)。
作者未詳。
己未小春 節二拜刀
藤本煙津作。大正八年(一九一九)。
七香齋主人翁先生囑篆于同、〻也技拙、其醜猶顧石、不可以依名知之傍也
近藤石顚作。
煙津 節
藤本節拜刀
獣鈕(龍鈕)。ともに藤本煙津作。42-1は『易』の震卦と巽卦のかたちを刻む。震卦☳は雷を、巽卦☴は風を象徴し、☳☴で恒の卦となって南岳の名を表わす。
永和九年歳在癸丑、暮春之初會于會嵇山陰之蘭亭、修禊席也 甲申年石生
明治十七年(一八八四)作。王羲之「蘭亭序」の冒頭の句を刻む。
菅赤堂
尺童篆
石道人
佐藤赤堂作。佐藤は菅赤堂、石道人と号す。神戸に寓居す。明治六年(一八七三)に天皇の御璽を刻した。
小坡愛刀
木製。45-1,45-2,64の三顆は組印であろう。大正二年(一九一三)作。
大正乙卯冬日 其雲刻
君成藤澤先生之嘱 七十九翁可亭信
仿蘇嘯民法爲南岳学長先生粲正 石道人作於神港友鶴山房 庚寅夏四月 石道人改刻
明治庚寅四月 於神港僑居 石道人菅種 改篆
明治二十三年(一八九〇)佐藤赤堂の作、獣鈕。