2020.03.26

関西大学KU-ORCASでは、関西大学デジタルアーカイブ内にて、「古文書・古記録デジタルアーカイブ」と「アジアの映画関連資料アーカイブ」の2種類を追加公開しました。

 

 

古文書・古記録デジタルアーカイブでは、関西大学が所蔵する日本古代から近世までの公家・武家・寺社に関わる古文書・古記録について公開しています。

公開時点では、約45点の資料を収録しており、武家関連の古文書では、織田信長や豊臣秀吉の書状、徳川家康をはじめとする歴代徳川将軍の書状などがあります。また、公家に関する古文書は、室町時代の文化人として名高い三条西実隆の書状などが所蔵されています。寺社に関する文書には、京都の梅津長福寺旧蔵の古文書などがあります。

 

 

「アジアの映画関連資料アーカイブ」では、公開時点で約75点の、東アジア、東南アジア映画館プログラムを中心とした映画関連資料のデジタル画像を公開しています。

映画館プログラムとは映画館が宣伝のために発行していた印刷メディアで、1920年代には日本のみならず中国でも定着していました。

「アジアの映画関連資料アーカイブ」では、1920年代から1950年代までの日本、植民地期「京城」、中国、シンガポール等で発行された映画館プログラムを中心とした400点余りの資料のアーカイヴィングに取り組んでいます。コレクションには、上海で発行された「特刊」と呼ばれる映画パンフレットも多数含まれています。