2021.02.01
通知表_いらすとや

 

 

 このほど、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)では、知的財産戦略本部のデジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会が公表しております「デジタルアーカイブアセスメントツール(改訂版)」をもとに、関西大学デジタルアーカイブの自己評価を実施しました。

 

 

「デジタルアーカイブアセスメントツール」はアーカイブ機関が用いる自己点検評価手法として作成されたもので、2018年(平成30年)4月に初版が公開、その後2020年8月に改訂版が公開されました。

 

 このアセスメントツールの意義と作成の背景については、デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会の作成した『我が国が目指すデジタルアーカイブ社会の実現に向けて』(2020年8月, p.25)に、次のようにまとめられています。

 

 

 来館者数やアクセス数等の従来型の指標だけでは、デジタルアーカイブの取組が適正に評価されないため、関係省庁等連絡会・実務者協議会では、評価指標に関しても議論が行われた。実務者検討委員会は、デジタルアーカイブの構築・共有・活用のための活動に関して、組織的な取組からシステム面も含めてバランスよく自己点検・評価するための指標・ツールについて検討し、「デジタルアーカイブアセスメントツール」(補足資料参照)を開発した。このツールは、各組織において求められる水準が異なることを踏まえ、項目ごとに三段階のモデルを用意し、アーカイブ機関やつなぎ役が、自らのミッションや役割を認識したうえで、求められている役割がどこまでできているかを客観的に評価できるようにしている。このツールを使って、自らの役割に対しての達成度を確認することが可能となると考えられる。

  • 標準モデル:小規模な機関で行うことが推奨される水準
  • 先進モデル:各アーカイブ機関が各々のミッションや事業に照らして目指す水準
  • つなぎ役モデル:つなぎ役の役割を持つ機関が目指す水準

 

 

 関西大学デジタルアーカイブの自己評価では、まずは上記の「標準モデル」を利用した評価を行いました。その結果の全体を俯瞰しますと(下図参照)、関西大学デジタルアーカイブでは、「1. 組織的基盤の取組」に大きな課題を抱えていることがうかがえます。しかし、それ以外の項目についてはおおむね達成していることが明らかになりました。

 

 個々の評価項目の詳細は「デジタルアーカイブアセスメントツールによる関西大学デジタルアーカイブの自己評価」(PDF)からご確認ください。

 なお、今後、別のモデルを利用した自己評価も行う予定です。

 

評価レーダ