2020.11.19
このたび関西大学デジタルアーカイブでは、東アジアデジタルアーカイブに約90点、泊園文庫デジタルアーカイブに約180点のコンテンツを新たに追加公開いたしました。
東アジアデジタルアーカイブは、主に内藤文庫の資料で、「新規公開コンテンツ」のページでご覧いただけます。
泊園文庫デジタルアーカイブは、こちらから公開リスト(Excelファイル)をご覧いただけます。
今回の資料追加公開に関し、KU-ORCASの西本昌弘先生(文学部教授)から、以下のとおり資料のご案内をいただいています
内藤文庫は内藤湖南が集めた東洋史に関わる書籍を中心とするコレクションですが、日本の古典籍も多く含まれています。今回デジタルアーカイブに新規公開した資料のうち、『新撰姓氏録』(請求記号:L21**4*2141)は平安初期の弘仁6年(815)に編纂された氏族名簿です。奥書は建武2年系本に属すことを示しますが、冊首に船橋(清原)相賢(1618~89)の朱印が捺されるので、江戸前期に遡る清家文庫本の貴重な写本であることがわかります。
どうぞご利用ください。